名称 | 六ツ川ベースボールクラブ |
住所 | 〒232-0066 横浜市南区六ツ川2-156-1 |
お問合せ | https://mutsukawa.yokohama/experience/ |
電話 | 080-5512-1189 |
入部年令 | 年長〜小学校6年生 |
活動日 | 土・日・祝日 |
グランド | 六つ川西小学校、永田みなみ台広場、六ツ川公園 大岡公園、県立精神医療センター、保土ヶ谷少年野球場 |
費用 | 月額1,500円 |
創設 | 1976年 |
部員数 | 2022年 24人 |
見学・体験のお問合せ | https://mutsukawa.yokohama/experience/ |
ホームページ | https://mutsukawa.yokohama/ |
チーム運営の心構え
主役は子ども、大人は応援団
スポーツの主役は選手です。子どものスポーツも主役は選手たち(子どもたち)です。
六ツ川ベースボールクラブの始まりは、子ども達が「自分の町内会にも野球チームを作って欲しい」という純真な願いに、町内会の大人達が賛同して昭和51年「牡丹苑イーグルス」が結成されたのが始まりです。
「子ども達が作った野球チーム」です。「子どもが主役」今もその思いは変わらず受け継がれています。
弊チームに限らず、少年野球チームの多くは、「野球がしたい」という地域の子ども達の希望を叶えるために、地域の大人たちが協力して作られたチームばかりです。
相反するように、最近は大人の事情で作られる少年スポーツチームが出てきました。
数年前、有名な元選手が、横浜で少年野球チームを作りました。「元プロが教える野球」を謳い文句に様々なメディアにも取り上げられていました。 しかし、自分の息子が卒業した1年後にチームを解散してしまい、残った子ども達の行き場がなくなるという事態になりました。
なんの目的で作ったのだろう?と話題になりましたが、結局は大人の自己満足だったのかも知れません。
地域との連携
40年以上前、六ツ川には野球チームが18チームありました。
今では少子化、サッカーやバスケット、バレー等、他のスポーツチームも出来たり、ゲームに夢中で外に出ない子どもが増え、野球チームは統廃合を繰り返し、六ツ川の野球チームは3チームだけとなってしまいました。
しかし明るいニュースもあります。2019年から4年連続、小学生男子のなりたい職業1位に野球選手が輝いたというニュースが報じられました。(出典)
メジャーリーグ、日本球界で活躍するスター選手たちの影響ももちろんあると思いますが、少年野球ならではの”地域と共に歩んできた”という長い歴史、地域の人達の温かいサポート、そして子どもたちを応援してくれる親御様あっての結果だと思ってます。(弊チームは牡丹苑自治会、平戸町内会から支援を頂いております)
ずっと親友でいて欲しい
私たちが願う事は1つです。
私たちがそうであったように、少年野球チームで勝ったり負けたり、一緒に練習したり、合宿に行ったりと苦楽を共にする事で、子ども達が「大人になってもかけがえのない仲間でいて欲しい」それだけです。
昨今、SNSで有識者達が、少年スポーツのあり方に苦言を呈しています。
大人の罵声、試合中の野次、野球の場合は投手の連投酷使とか・・・
確かに、私たちが子どもの頃はそういったチームばかりでした。有識者達は自分達が子どもの頃の話しをしているだけの感が否めません。
しかし、今もたまに見かけるのも事実です。
前述の通り、子どもが主役のはずが、そういったチームは大人が熱くなって大人の声の方が圧倒的に大きく、まるで大人が主役になっています。非常に残念な気持ちになります。
私たちは、子ども達の頑張りを応援するチームです。勿論、相手チームの子ども達のプレーにも賛辞を惜しみません。
ゴールデンエイジ(7〜11才)と言われる今、スポーツをする事は、将来の体力形成に非常に大きく関係します。
今やらないと、動けない大人になってしまいます!
仲間と一緒に野球を楽しみましょう!
親のボランティアで運営
運営は全てボランティアで行っています。(野球に限らず、少年スポーツは全てボランティアで運営する事は必須です。営利団体は学校や公共のグラウンドを使う事は出来ません。臨時コーチやスタッフが1円でも収入を得た事が判明した時点で一切の公共施設が使えなくなります。 決算報告と会計監査、その開示は必須です。)
OBコーチと親コーチがボランティアで子ども達をサポートしています。部費だけでは運営できませんので、牡丹苑自治会、平戸町内会からサポートを頂いたり、スタッフや父母が夏祭りで稼いだ費用で運営してます。(スタッフが部費を払って運営していた時期もあります)
ボランティアと言うより、むしろ少年野球のコーチを楽しいんでいる人達で成り立っています。
自分の子どもが成長するのを見るのはもちろんですが、小さい頃から見ている子ども達が成長するのを目の当たりにするのも非常に楽しいものです。
勿論、参加したくても仕事で参加できない親も沢山います。又、家の事情もあるでしょう。 卒団するまで、親に1度も合わなかったという例もあります。 参加出来る人達が集まって運営してます。
また、お母さんのお茶当番というのはありません。時間のあるときに、子ども達が楽しんでいる姿を見たいと思うお母さんが協力しあって「負担」の無い範囲で行っています。
1日中、当番の親がグラウンドにいなければいけないというような事は一切ありません。
中学・高校で活躍してほしい
小学生時代に肩や肘を壊してしまったり、走り込みしすぎて疲労骨折してしまうという話しを聞きます。
弊チームは、公式戦で投げられる投手を4人以上育てます。「投球制限」が騒がれる前から投球数には注意してます。
肩肘の故障で次のステージに進めなかったという子どもはいません。
子ども達が、中学や高校、大学で活躍出来るように育てます。
また、次のステージで嫌な思いをしないよう「野球脳」も鍛えていますので、中学では即戦力として活躍しています。
<主な進路です>↓
地域リーグの運営
MBCは、自チームだけではなく地域の野球チーム発展を考え、1982年からやまびこリーグを運営しています。南区、保土ヶ谷区、磯子区の少年野球チーム14チームが参加してリーグ戦を行っています。(MBC、T&S、永田オックス、井土ケ谷フレンズ、日枝ヤングブラザーズ、山王ファイターズ、千保ジャガーズ、別所ザウルス、中里ミニマックス、中島1•2丁目少年野球部、通町ピューマーズ、丸二少年野球部、杉の子クラブ、六ツ川オールスター)
総当たりリーグ戦や公式戦が少ない下級生のためのリーグ戦や5年生以下の大会も行ってます。
地域の少年野球チームは、強い時もあれば弱い時もあります。弱い時はトーナメント方式の大会だと初戦敗退で終わってしまう事が多いですが、リーグ戦で総当たりする事で、沢山の公式戦が行え、全員が試合に出ることができます。
やまびこリーグのスローガン「全ては子ども達のために」を合言葉に参加チームのスタッフ全員で力を合わせて運営しています。
少年スポーツに関わる大人は、自チームのことも大事ですが、それ以上に地域の子ども達全員をリスペクトする事が大切だと考えています。
やまびこリーグの詳細は「こちら」
スタッフの心構え